今月は「バリアフリーのまちづくり、公園の利活用プログラムづくり」をテーマに、12月12日(水)から14日(金)の3日間実施しました。
1日目は今年初めての見学内容で、淡路島内の園芸農家等の見学を行いました。最初に淡路市のストック栽培のハウスを訪ね、北淡路農業改良普及センターの職員からストック栽培の背景や栽培の特徴について説明を受けた後、山本農園の山本さんから一宮地区のストックの状況や栽培方法等についてお話を聞きました。八重鑑別作業は職人技のようでした。
それから南あわじ市の県立淡路農業技術センターを訪問し、淡路島内の農業についての特徴や現在の研究内容等について説明を聞いたのち、センター内の農場を見学しました。
2日目の午前中は、美濃先生からバリアフリーのまちづくりについて、バリアフリーの現状や見落とされがちなポイントなどについて講義を受け、実際に車いすに乗ってフィールド内をめぐる体験学習なども行われました。
午後からは県立淡路島公園を訪問し、研修室で㈱ヘッズの田中氏から公園管理についての講義を受けたのち、公園の改善についてグループごとにワークショップを行い、検討結果を発表しました。
その後、県立淡路島公園の大谷さんの案内で公園内を散策しました。
3日目も今回初めての試みとして「竹を利用した遊びを企画・実施する」という実習を行いました。平田先生から竹についての基本的な知識、竹林の現状及びこの企画のねらいについて説明を受けた後、ミニ門松や餅花づくりに使う材料を採取しながら東作業室に移動しました。あらかじめ準備しておいた太い竹も材料にミニ門松づくりからチャレンジしました。予想より時間がかかり、餅花づくりも並行して進め、何とか時間内に収まることができました。