第3回は6月22日(水)に県内の野菜作りに関する見学が実施されました。午前は神戸学園都市のBRANCHベジガーデンを見学し、稲美町の「にじいろふぁーみん」で昼食をとったあと、午後は楽農生活センターと神戸市農業公園の押部谷果樹団地を見学しました。
神戸市学園都市のBRANCHベジガーデンは、ショッピングセンターの屋上の空きスペースを利用したプランター菜園で、当初は淡路景観園芸学校が大型プランターを使った屋上菜園の栽培や運営の指導を行っていましたが、今はNPO法人コミュニティ・ーサポートセンター神戸と大和リース(株)が協働して運営に当たっており、「まちづくりスポット神戸」として、地域コミュニティの場として利用されているということです。
この後、稲美町にあるJA兵庫南の直売所「にじいろふぁーみん」に行き、地元産野菜を使用したランチバイキングが人気のレストランで少し早めの昼食を取りました。
昼食と直売所見学のあと、兵庫楽農生活センターを見学しました。山崎センター長から研修室で当センターの概要について説明していただき、農場ときのこ館を案内くださいました。楽しみながら食と農に親しみ、体験し、学び、実践する当センターの取り組みについて詳しい説明を聞くことができました。
施設内での概要説明
農場見学
菌床シイタケの説明 菌床栽培の見学
本日最後の見学地として神戸市農業公園の押部谷果樹園を見学しました。ここは神戸ワイン1万本を生産することを目標に当初約100ha整備されたブドウ園でしたが、ワインの需要減から半分の約50haに縮小され、残り約50haを利用して現在ではナシやモモ、カキなど様々な果樹栽培が行われているようです。
展望台で押部谷果樹団地の経緯と現状について中田先生から説明を聞きました。
ブドウ園も見学して本日の見学を終了しました。