2021年12月5日,10日に淡路島内の竹利用として,割り竹と竹杭の作成を行いました.管理放棄され拡大が著しいのはモウソウチクですが,マダケも管理放棄され拡大しています.マダケの曲がりやすい性質を生かした竹のトンネルの材料つくりを行いました.淡路島内で伐採されたマダケを4つ割りにし,節を落とし曲げやすくしました.さらに,節を利用した竹杭も作成しました.畑に使用した金属の杭が回収できずに残った場合,トラクターなどの機械に巻き込まれ機械の損傷に繋がりますが,竹の杭ではその心配がありません.節の部分が止め具となり効果的です.

割り竹つくり

作業手順確認
マダケに竹割り器を打ち込んで引きます
マダケを4つ割りにします
約4mの長さの割竹を大量に作成


竹杭つくり

節を使った竹杭つくり
小刀で削って形をつくります
グラインダーで先端を細くします
畑に残ってもトラクター等機械を痛めません
節が止め具になります



竹のトンネルつくり

2022年1月8日に竹のトンネルつくりを行いました.洲本市大野地区で毎年春に開催される大野菜の花祭りのメインイベントである菜の花迷路.その迷路の一部に今回は,竹のトンネルをつくろうというものです.

丸ノコで竹をカット。便利だ。
菜の花にもたくさんの品種があることを教えてもらう。交雑により先祖返りをして早く咲いてしまう種を摘み取る。
大人用、こども用のトンネル完成!



菜の花迷路になるのが楽しみだ!!

こどもたちは低いトンネルもスイスイ~さっすが~


大野菜の花祭りは2022年3月20日(日)から4月3日(日)に洲本市大野133で開催されます.

文責  木﨑詩恵(研究科12期生), 藤原道郎(兵庫県立大学大学院緑環境景観マネジメント研究科教授)

 

 

 

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