緑環境景観マネジメント研究科が開設される兵庫県立淡路景観園芸学校の校地は淡路島の小高い丘の上にある。

景観園芸学校は1999年に開設された学校であり、10年前に一旦造成され更地になった場所に、再度、緑の環境(景観園芸)を学ぶ学舎として建設された。

その造成の際に2本の樹木(ソメイヨシノ)が残された。

 


それらの樹木は今では学校敷地の中心に位置し、毎春、美しい花を咲かせ学生・教職員はもとより訪れる見学者の目を楽しませている。

 

この様な、全体の中では小さな事かも知れないが、後々効果が出てくるという事例は数多くあるだろう。景観をマネジメントするということは、そういった視点を養うという事だと感じている。

新研究科はその校地を一体的に活用していくことになっている。
この様な空間・時間スケールを自在に操ることが出来る人材に旅立っていって欲しいものである。

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