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東松島市宮戸地区では、地区の地域復興計画の策定を検討しています。特に月浜地区では、従来「花いっぱいのまちづくり」が進められていましたが、更地となった漁村集落を将来どのように利活用するかが大きな課題となっています。今回の支援活動では5月に引き続き、地域住民との公園づくりワークショップと、集落跡地における市民参加型緑化活動の技術支援を「淡路島公園を楽しもう会」と共同で行いました。

まず公園づくりワークショップは地元住民6名(女性6名)の参加があり、2班に分かれて議論を行いました。議論のテーマは「月浜にこれからどんなものをつくって(残して)いきたいか」とし、議論の結果から以下のようなゾーニング図を作成しました。「住民がよく利用する十字路の道路(五十鈴神社~浜)を残そう」「バーべーキューができるくらいのオープンスペースや休憩所を作ろう」などの意見がでました。

今回のワークショップには「行政は移転先のことで精いっぱいで移転元については手つかずの状態です。だからこそ、移転元についてどのような話し合いが行われるか(住民がどんな思いも持っているか、どんなワークショップ・話し合いの方法で進めているのか)、そのプロセスを見てみたい」とのことから、宮城県東松島市復興政策部復興都市計画課の方々らが入られました。

次に緑化活動の技術支援ではサルビアやコスモスなどを400㎡に市民の方々と一緒に植栽しました。扇状に植栽し道路から見て広がりのある空間になるよう工夫しました。また緑化活動には19名の方々にご参加いただくことができ、徐々に市民の方々との信頼関係ができつつあるように感じました。
関係者の皆さん、ありがとうございました!

林まゆみ・嶽山洋志・顧珊・武田泰葉・西かなえ・松川由佳

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