FD研修会の実施(2018)

 

1.公開授業(公開対象となる授業科目、日時、担当教員等)

日時:平成30年5月13日(日)、3~4限時(SDも兼ねる)
  授業名:地域資源・環境プロデュース
  担当教員名・肩書:古田 菜穂子
  参観者数:教職員20名
  実施方式:講義(公開講座)

日時:平成30年5月28日(月)、3~4限時(SDも兼ねる)
  授業名:緑地活用論
  担当教員名・肩書:田中 康  株式会社ヘッズ
  参観者数:教職員2名
  実施方式:講義(現地視察)

日時:平成30年5月30日(水)、2~5限時(SDも兼ねる)
  授業名:共生地域創論
  担当教員名・肩書:赤澤 宏樹  兵庫県立人自然の博物館
  参観者数:教職員1名
  実施方式:講義(現地視察)

日時:平成30年6月2日(土)、2~5限時(SDも兼ねる)
  授業名:共生地域創論
  担当教員名・肩書:赤澤 宏樹  兵庫県立人自然の博物館
  参観者数:教職員1名
  実施方式:講義(現地視察)

日時:平成30年6月16日(土)、3~4限時(SDも兼ねる)
  授業名:植物資源活用と都市・地域の魅力
  担当教員名・肩書:稲田 純一  株式会社ウイン
  参観者数:教職員12名
  実施方式:講義(公開講座)

日時:平成30年6月25日(月)、3~4限時(SDも兼ねる)
  授業名:緑地活用論
  担当教員名・肩書:田中 康  株式会社ヘッズ
  参観者数:教職員2名
  実施方式:講義(現地視察)

日時:平成30年6月29日(金)、3~4限時(SDも兼ねる)
  授業名:環境運営組織の事業マネジメント概論
  担当教員名・肩書:田中 康  株式会社ヘッズ
  参観者数:教職員2名
  実施方式:講義(現地視察)

日時:平成30年7月7日(土)、3~5限時
         8日(日)1~3限時(SDも兼ねる)
  授業名:庭園文化論
  担当教員名・肩書:山田 拓広  花豊造園株式会社
  参観者数:教職員2名
  実施方式:講義(現地視察)

日時:平成30年7月16日(月)、3~4限時(SDも兼ねる)
  授業名:緑環境景観マネジメント概論
  担当教員名・肩書:美濃 伸之
  参観者数:教職員1名
  実施方式:講義(現地視察)

日時:平成30年7月30日(月)、31日(火)各1~5限時(SDも兼ねる)
  授業名:日本庭園保全管理特別実践
  担当教員名・肩書:尼崎 博正
  参観者数:教職員2名
  実施方式:講義(現地視察)

日時:平成30年11月17日(土)、2~4限時(SDも兼ねる)
  授業名:園芸植物活用演習
  担当教員名・肩書:烏賀陽 百合  Ugaya Landscape Design
  参観者数:教職員2名
  実施方式:演習(現地視察)

日時:平成30年6月15日(金)、(SDも兼ねる)
  授業名:海外の最新事例勉強会
  担当教員名・肩書:シェンリン・チャン氏等 国立台湾大学教授
  参観者数:教職員20名
  実施方式:講演会

 

 

2.学生参加型授業(「学生と部局長との懇談会」の開催実績についても記入願います。)

(1)研究科長と学生の懇談会の開催

日 時:平成31年3月22日(木) (SDも兼ねる)
場 所:神戸国際会館 こくさいホール内
参加者:教職員4名、学生8名、計12名
内 容:緑環境景観マネジメント研究科で過ごした2年間について研究科長と学生が懇談した。具体的には「2年間で印象に残ったことについて」、「講義や演習について」、「寮などの生活について」、「今後の取り組みについて」の4点である。

(2)その他の参加型授業

研究科では、専門職修士課程として、理論の獲得を目指した講義科目と専門領域における実践性の修得を目的とした演習科目を設定し、講義、演習科目ともに双方向授業となっている。演習科目では、実際の緑環境を対象にして、調査や管理作業、デザインやワークショップなどの実習を通して技術の修得を行うと同時に、それらの分析や討論を通してその背景となる理論の修得を確実なものとしており学生参加型授業となっている。また、講義科目においても事例研究や討論・現地調査などを行い、実践性を高めるため双方向授業である。履修人数もおよそ20名以下であり、演習科目においては、4~5人程度の班編制で実施されることも多く、学生と教員との双方向はもちろんのこと学生同士のやりとりも成立し、学生の理論、技術の修得を確実なものとしている。

◇実施内容

以下、特徴的なものを一部紹介する。

・緑環境景観政策論:各回のはじめに前回の重要事項の復習を行うことで、既習事項の定着を促すとともに、学習意欲の向上を図った。また各回で修得した事項が社会や生活の中でどのように活かされているかを示し、単なる理論ではなく実践的なものとした。

・フィールド植物観察演習Ⅰ、Ⅱ:本研究科の教育目的達成のために必要な植物に関する実践的理論を修得するため必修とし、校内フィールドでの植物の観察をもとに生理生態や利用場面について双方向の議論を行い、実践に必要な知識の習得を図った。また、植物の同定試験を行うことにより、より実践的な知識が身につくように対応を行った。

・植物管理技術演習Ⅰ、Ⅱ:教員の指導のもとフィールド内に学生がデザインし植物を栽培管理するガーデンを設け、学生自ら作業を行い、常に双方向の演習を行った。それにより現場で必要な植物管理技術の修得を行った.

・樹木植栽管理演習:学生の理論、技術の修得を確実なものとするために少人数の班編制による双方向の演習とした。事前の資料公開により予習ができ、学生の主体的な授業への取り組みが促された。

・里地里山の保全管理演習:半自然草原や二次林の自然環境調査および保全管理作業を現場++で実施し、修得事項の実践を行った。また、兵庫県全県をキャンパスとし、県内の里地里山の保全管理の現場における調査や管理担当者との議論から、外部に対しても双方向の授業とした。

・環境防災計画演習:淡路市との打ち合わせや報告を重ねることを通じ、市内の集落内における既存の公園緑地を対象に、周辺家屋の状況や樹木などの現地調査を経て避難危険域を算定し、防災(特に防火)機能向上をテーマにプランを検討する演習を実施した。

・公園管理運営のソフト展開技術演習:淡路キャンパスに近い淡路市内の保育所において、保育園児の実態を把握した上で環境学習のプログラムづくりを行い、保育園児に対する環境教育活動を実践した。

・景観活用デザイン演習:地域での実践を重視し行政と連携し、行政の現場からの意見を頂くなど、実際問題に対しての分析力と解決力をより高めた。

・緑環境景観マネジメント企画演習:今年度から通年のカリキュラムとした。前期は4か所の都市公園を訪問、公園管理者との交流を通じて先進的な取り組みを学習した。後期は舞子公園を対象として、具体的な提案を踏まえた管理運営企画提案書の作成を行った。毎回双方向の議論により企画書を練り上げ、最終発表会では全教員に加え対象現場の実務家(兵庫県園芸公園協会職員等)を交えて議論を行った。

・反復型インターンシップ:インターンシップ先選定にあたり教員との面談により双方向の情報交換を行い、インターン実施後には発表会により、成果や課題についての議論を行った。

 

 

3.授業評価アンケートの実施

 各教員が行った講義について、今後の授業内容及び教育改善を目的として前期と後期の2回実施した。
 授業は充実し有意義だった等の意見があった一方、個別の意見もあり、科目ごとに回答を行った。

 

 

4.その他の取り組み(講演会、フォーラム、その他独自の取り組み)

(1)FDセミナー(講演会・フォーラム含む)の開催

日時:平成 31年1月31日(木)
  場所:大会議室
  講師名・肩書:平田 富士男  研究科教授
  参加者数(教員・生徒別):教職員25名
  内容・テーマ:発達障害学生対応研修報告

日時:平成30年12月13日(木)
  講師名・肩書:澤田 佳宏  研究科准教授 
  場所:大会議室
  参加者数(教員・生徒別):教員12名
  内容・テーマ:入試問題作成についての勉強会

日時:平成30年5月21日(月) 12:30~13:00
  講師名・肩書:枝野 友香 (株)リクルートキャリア新卒デヂィア事業部
  場所:講義室2
  参加者数(教員・生徒別):教職員1名、生徒10名、計11名
  内容・テーマ:就職に役立つ情報について

日時:平成30年7月11日(水)、 2限目
  講師名・肩書:片山 裕司  兵庫県立大学就職支援コーディネータ
  場所:大会議室
  参加者数(教員・生徒別):教職員1名、生徒10名、計11名
  内容・テーマ:接遇に関するものとしてマナー全般についての講演・実習と質疑応答

日時:平成30年11月19日(月)、4限目
  講師名・肩書:片山 裕司  兵庫県立大学就職支援コーディネータ
  場所:大会議室
  参加者数(教員・生徒別):教職員1名、生徒10名、計11名
  内容・テーマ:履歴・エントリーシートの書き方の講演・実習と質疑

日時:平成30年12月4日(火)、4限目
  講師名・肩書:片山 裕司  兵庫県立大学就職支援コーディネータ
  場所:大会議室
  参加者数(教員・生徒別):教職員1名、生徒10名、計11名
  内容・テーマ:面接・グループディスカッションについての講演・実習と質疑

日時:平成31年1月7日(月)、3限目
  講師名・肩書:片山 裕司  兵庫県立大学就職支援コーディネータ
  場所:大会議室
  参加者数(教員・生徒別):教職員1名、生徒10名、計11名
  内容・テーマ:就活・会社で使える!SPI性格検査の活用法

(2)その他の取組

① 兼務先である県立淡路景観園芸学校の重要施策立案プロセスにおける教員参加

 兼務先である県立淡路景観園芸学校では、重要施策として当該学校に関する将来計画「淡路景観園芸学校の新展開」を策定するとともに、予算要求のプロセスを知るべく、校長や副校長、事務職員、県庁公園緑地課職員らとともに、知事をはじめとしたヒアリングに教員も参加した。

② 北淡路花緑ネットワーク会議への参加

 花さじきや淡路島公園、奇跡の星の植物館など、北淡路には多くの花緑施設が立地する。それらがネットワークを形成し観光客の誘客に知恵を絞る北淡路花緑ネットワーク会議に参加した。勉強会ではゲストスピーカー(粕谷朋未氏_神姫バス:5月9日、古田菜穂子氏_岐阜県観光国際戦略アドバイザー:10月26日、角野幸博氏_関西学院大学:12月26日)の講演を聞き議論に参加するとともに、具体的な事業として夏季はガーデンのライトアップ、秋季はアルファ祭、冬季は講演会を開催するなど事業協力を通して他施設との交流をおこなった。

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