2020年3月12日に兵庫県立淡路景観園芸学校修了式が当校多目的ホールで行われました。その後、研究科修了生4人が山本研究科科長を囲んで研究科で過ごした2年間を振り返って思い出を語り合いました。

 

研究科長:本日は修了おめでとうございます。修了に際して研究科で過ごしたこの2年間の感想を教えてください。

学生A:研究科での生活は短くまた早く感じた。1年の時は忙しく2年生のコロナ感染の時期は余り記憶に残ることがなかった。

学生B:早く時間が過ぎたように感じた。このキャンパスにいると周りに余り人がいなく密にならず、2年の時は活動はしているが集まることが余りなくコロナといったことを感じることが余りなく生活に支障はなかった。

学生C:1年の時は楽しく特にアルファ祭が楽しかった。皆んなで同じことに向かってやり遂げることは貴重な経験になる。例年ピザなどを焼いているが来客者の評判も良く達成感が感じられ自信にもなる。2年時はコロナもありあまり学校にきていなかったこともあり印象はない。

学生D:学校にいた時は余りコロナのことは感じなかったが就活の場合は都会に行かなければならずやはりコロナのことを感じてしまった。

学生C:この研究科は自分が学んでいる領域の先生だけではなく他の領域の先生も相談にのっていただき話やすかった。自分は園芸療法課程の修了生だったので豊田先生にも相談でき良かった。

学生B:この研究科は他領域との先生とも繋がりができ、そしてそれらの先生は淡路島の人と繋がっているので地域のおじいちゃんやおばあちゃんなどからは景観園芸学校の学生さんということで地域の中で色々の知り合いができた。そういった面で地域との繋がりが大きくなり研究をするにもメリットとなった。

研究科長:研究科と淡路景観園芸学校との連携が大きなメリットになっているということだと思います。授業では地域にいって演習などを行っているがその印象はどうですか。

学生C:演習で藤原先生と洲本市のボイラー(竹チップ)に行った時、地元の社長さんが一生懸命に説明していただき、ある意味この学校に期待をしているように感じ、また期待に応えなければとも感じた。

研究科長:期待に応えられそうですか?

学生C:自分は竹チップの領域ではないですが自分の担当している分野で頑張りたい。

学生A:学校の授業、演習では毎月いろいろなところにいくといった感じでした。コウノトリの里の印象が強くありバスでいろいろなところに行くことができ楽しかった。

研究科長:いろいろな所に実習に行き役立ちましたか。

学生A:お金を使わなくても見方を変えると楽しめることがたくさんあるということに気づかされた。
藤原先生、澤田先生、山本先生が話していた植物の話が楽しかった。

学生D:企画演習でいろんな公園に行き学ぶことにより公園の仕組み等が学べた。

研究科長:授業以外に良かったこと、印象に残っていることはありますか。

学生D:2年次にヤギによる草原管理の研究をおこなうため、実際に飼育していたのですが、ヤギを通じて地元の人と仲良くなれたり、新しい繋がりができていくのが面白かったです。

学生D:入学当初はヤギを飼うなんて思ってもいませんでしたが、飼育をはじめてからヤギについて調べたりしているうちにどんどん好きになっていき、もっとヤギ除草が広まればいいのになと思うようになりました。

 

研究科長:この学校の特徴といえば何でしょう。

学生C:当校は生涯学習コースがありこの学校で全世代間の交流ができ特徴的である。いろんな経験ができた方がいいし、個人的にはアルファ祭を企画演習としたらいいとも思っている。

学生B:実際アルファ祭はビッグイベントだった。

学生D:当研究科は島全体を使っていろいろなことができ、フィールドが広く使えて色んな可能性をもっている。

学生A:学校の立地が自然の中にあり、慣れるまで時間がかかったが、慣れてしまえば、自然に触れ合うには、とても良い環境にある。

学生B:専門職大学院として緑に関する専門知識を学ぶと思っていたが生き物、植物等視点を自然に関するものだけでなく高齢化社会、現代社会で起こっているいろいろな課題を学びいろいろ役にたった。緑に関する得た知識が他のところで生かせる可能性を感じた。いろいろ見分できもう一歩踏み込める場所であった。

研究科長:もう一歩踏み出せる場所ですか。修了に際してそのように感じておられること、私たちも嬉しく思います。皆さんがここで経験したことを活かし、可能性を大切にしてこれから社会で活躍してくだい。今日はありがとうございました。

出席者:山本研究科科長、浅井、工藤、菅井、谷河(学生4名)

 

PAGE TOP