林 まゆみ

今回ご紹介したいのは、メッチャ美味しいトッピングご飯です。
といっても、実はこの記事は「環太平洋コミュニティデザイン国際会議」の報告の最終版、NO.4であります。この国際会議の最終日昨年の9月14日の前日ツアーの締めくくりのご飯が「メッチャ美味しいトッピングご飯」なのです!

少し、この日の話しを・・・。
ツアーのテーマは「スローライフ、スローフードin 淡路」です。
淡路の各地でゆっくりと風土に根ざした生活をされている場所や人々を訪ね、そして、最後には、淡路の地場の美味しい食べ物を頂くツアーを企画しました。この最後の4日目まで滞在された方は、60名を超えました。大型バスと小型のマイクロバスに乗り合わせ、いざ出発。

最初は、大磯のアート山です。
画家の大石可久也氏の私設美術館とそれを運営するNPOのお話を伺いました。
まったりとした、雰囲気の中で海を見下ろす斜面に立つ美術館。
庭園は思い思いのアートが満載で興味深深の参加者です。

大磯アート山


二つ目の訪問地は、淡路の夢舞台温室。プロデューサーの辻本智子さんから、地域に根ざした温室づくりのお話を伺い、館内を見学したあと、カフェで昼食です。

温室和風庭園
温室カフェで昼食


お昼からは、淡路オープンガーデンの開催場所の1つである前川邸の見学。古い長屋門や由緒ある建造物を見学して、海外からの皆さんも大満足でした。

前川邸
前川邸2


最後の訪問地は、西淡の里山基地。
おっかなびっくり、竹のツリーハウスに登ったあとは、皆さんに竹を使った流しそうめんが振舞われました。

里山基地へ
おっかなびっくりの竹のツリーハウス


うぁーコワイ
流し素麺


そして、・・・やっとお待ちかねの「スローフード」です。
古くからある料理屋、松葉寿司の女将さんが説明してくださった、松花堂弁当と鯛そうめんなどの淡路ならではの美味。
しかし、圧巻は料理研究科の白石操先生が指導して地元の方々が造られた、「メッチャ美味しいトッピングご飯」です。

松葉寿司特製の松花堂弁当
鯛素麺を写す参加者


メッチャ美味しいトッピングご飯


白石操先生と通訳する学生たち
あちらこちらで記念写真


中身は次の材料です。
お試しあれ。
1. 熱々のご飯の上に次のトッピングを乗せて食べます。
2. いかなごなどの小魚の佃煮。
3. マッシュルームなどスライスしたキノコのバター炒め。
4. 豚や合びきミンチの甘辛煮
5. ゴマで合えたブロッコリー
6. 最後にスダチやレモンを絞ってかけます。

「激うま」です!!!

このツアーのテーマは淡路の美しい景観を廻る、地域や風土に根ざした活動を知る、ゆったりとしたコミュニティとその生活を知る、自然や里山に触れる体験、そして淡路の風土に根ざした食、です。最後の挨拶では「淡路島は宝の島!」という言葉が聞かれました。

かくて、楽しくも大変だった、国際会議は終わりました。
帰りのバスからは、皆さんが宿舎や、帰途へとつく公共交通機関へと散らばっていきます。
「有難う」の言葉が心を満たしてくれました。
さようなら。また会いましょう!!!

 

※執筆教員のプロフィールについては、こちら をご覧ください。

 

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