今回の復興支援活動は、(特定非営利法人)アルファグリーンネット(AGN)とともに行いました。主には、宮城県石巻市釜谷地区で、子供たちが大勢亡くなった大川小学校の周辺での緑化活動及び、長面浦の番屋における園芸療法を活用したプログラム、宮城県月浜地区での植樹活動(AGN主催)です。

活動の経緯は以下の通りです。

1.石巻市釜谷地区(大川小学校周辺)での植栽活動

3月24日10時から大川小学校周辺の記念碑等のある場所の周辺で緑化活動を行いました。参加者は、林まゆみほか、園芸療法士の上地あさひ、AGNメンバーは、副理事長の坂田澄子氏、理事の松井良憲氏、理事の恩田武氏らです。(150本)、コムラサキ(150本)、レンギョウ(50本)、アジサイ(25本)、ウンナンリュウバイ(20本)、ウツギ(5本)などです。

作業は津波の直撃を受けた山裾で、樹木は枯れてすでに伐採されていました。当日は、強風や雨のため、作業は大変でしたが、地元住民も15名ほど参加されて、大方の植樹を終えました。

 

 


2.フラワーアレンジメント等の園芸療法を活用したプログラムの提供

午後は、石巻市雄勝町小野崎の長面浦の番屋で、淡路景観園芸学校が主催して、上記プログラムを行いました。受講者は地元の婦人グループが15名、AGNメンバーもサポートしてくださいました。手頃な大きさの各自が造るコンテナと、番屋に置く、少し大きめな鉢のコンテナ2種類を作成し、大変喜ばれました。午前中に作業した、釜谷地区でもまた、このようなプログラムを提供してほしい、という申し出がありました。

 



 

3.東松島市宮戸島月浜地区での緑化活動

月浜地区では、海岸沿いにマツの植栽が希望されていました。地域性遺伝子が担保されているマツを150本、津波を受けた海岸で、山からの岩石のがれきや海岸の砂地が混ざった条件の悪い地面に1m間隔で仮植えをしました。

この植栽は(特定非営利法人)アルファグリーンネットが(財)淡路島くにうみ協会から支援を受けて、費用を助成されたものです。私たちは、住友林業㈱との事前調整や、マツの選定等のお手伝いと実施活動を共にしました。津波の直撃を受けた海岸で、山からの岩石の瓦礫と海岸の砂地が混ざった条件の悪い地面に、1m間隔でマツを仮植栽しました。(林)

 

 

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