淡路島の「竹林利活用協議会」が主催されている竹ひごづくり・竹細工の勉強会に、研究科の教員と学生たちで参加しました。この勉強会は毎月2回開催され、継続して参加することで、自分で作った竹ひごで様々な模様の籠やざるを完成させることができます。それぞれのペースで取り組む勉強会のため、連続的でない参加も可能です。

1本の竹を切り分けるところから体験できるので、材料から作品が出来上がっていく感動があります。竹ひごづくりは、初めは上手にできませんが、先生方の手本をよく観察して練習すると、だんだん上達していきます。1日の最後には、みんな「もっと練習したい!」という気持ちになっていました。竹ひごを編むのも、なかなか頭がこんがらがり、ときどき弱音を吐いたりしながらも、最後にはみんな没頭して繰り返し練習する姿が見られました。

活動に関するお話を聞いたり、技を教えてもらったりすることを通して、地域の方々とじっくり交流でき、貴重な体験となります。

竹ひごを編んでつくる作品以外にも、それぞれの希望に応じて、竹の風鈴づくりなど、様々な竹工作に取り組むこともできます。本学保全領域の『保全管理基礎演習』や『里地里山の保全管理演習』の授業では、竹林管理について現地で学びますが、並行して自分の手で竹工作を行うことで、竹の利活用についても学びが深まります。

研究科15期生 岩崎薫子
(写真キャプション:藤原道郎 緑環境景観マネジメント研究科 教授)

今回は全員初めての参加だったので勉強会の説明があった.竹林利活用協議会の西野さん,井手里山を守る会の位上さんの指導で竹ひご作り,竹工作の修得を目指す
竹細工に利用するのはマダケ.節と節の間を長くとるようにと説明を受ける
切り口をきれいに切ることが大事
なたを用いて5㎜幅に竹を割っていく
おのおの竹ひご作りに没頭しはじめる
竹ひご職人への一歩
器具を使い幅を調整
器具を使い厚さを調整
編み方の指導を受ける
何ができるか
慣れてきたところで本日終了. 次回をお楽しみに


オープンキャンパス情報はこちら!
PAGE TOP