
研究科17期生(2025年度入学)
一般選抜
大阪産業大学デザイン工学部環境理工学科
入学のきっかけ
大学では造園学や生態学などの概要を学び、緑の持つ多面的な機能やネイチャーポジティブなどの考えに興味を持ちました。一方で、社会課題を把握し、自分なりの解決策を考え、どのように形にするかに悩んでいました。その折、大学の授業や演習で本学の講義内容や施設を知り、実践的な学習ができると考え、入学を決意しました。
受験対策
過去問を確認したところ、筆記試験は環境問題、造園学、生態学などから出題されており、複数ある設問から選択して回答する形式だったため、専攻が造園であったことや、大学の講義で環境問題に関する講義を多く履修していたことから、環境問題と造園学を中心に対策しました。環境問題は環境社会検定や低炭素3R検定などの検定問題と同一の内容が出題されていたので、それらの資格を取るのも良いと考えます。造園学は『造園がわかる本』という書籍を中心に対策しました。
英文は紙の辞書の持ち込みが可能だったので、わからない単語を速く調べられるよう練習しました。翻訳にあたっては専門用語となるよう翻訳することを心がけました。
学校のお勧めスポット
スタジオ:24時間利用でき、課題に取り組む際に大変お世話になっています。学生寮に帰らず寝て過ごすこともたまにあります…。
お勧め授業
里地里山の保全管理演習
薪炭林や水田など人と自然が作り出した自然環境ならほとんど見に行くことができます。形式ばった演習ではないので、鳥や昆虫、植物に興味がある人はカメラや網、図鑑を持参して好きなものを観察しています。
レジデンスでの暮らしの情報
学校が山奥にあり、周囲にスーパーが無いため、車や原付がある方が暮らしやすいと思います。一方で自然に囲まれているため、ランニングをする際はとても気持ちよく走れます。すぐに海に行けるため、授業の合間に釣りや海水浴を気軽にできます。
受験生へメッセージ
学生生活最後にして青春を謳歌しているなと思っています。緑に関することならできないことは無いと思いますので、自分の好奇心、願望をぶつけに来てください!
一般選抜
早稲田大学国際教養学部国際教養学科
入学のきっかけ
造園について学びたいと思ったため。学部では文系だったので、フィールドで植物についての知識を身につけられそうと感じたのが魅力でした。
受験対策
『造園がわかる本』(彰国社)
学校のお勧めスポット
分区園周辺:畑の水やりに朝行くと朝日が気持ちいい。朝って感じがするから。
お勧め授業
里地里山の保全管理演習:東京から来たので、里山の環境に馴染みがなく、おもしろいと感じるから。
レジデンスでの暮らしの情報
車はあった方が便利!淡路島めぐりができて楽しいです。
総合型選抜
中央大学法学部法律学科を卒業後 機械メーカーに勤務し定年退職
入学のきっかけ
まったく畑違いの新しい分野として農林水産業に挑戦しようと考えリカレントに取り組んでいたところ、ランドスケープに関連して当学校のマネジメント研究科のことを知った。3次募集があると聞いたので、WEBオープンキャンパスに出席し、受験することを決めた。
受験対策
申し込みが1月で試験が2月下旬だったので、2月に入ってからは、お酒を控え、3週間ほど勉強した。
学校のお勧めスポット
周りがすべて自然に包まれ申し分ないです。おすすめスポットというか、最近はトマト、キュウリ、ズッキーニ、カボチャ、なすび、ピーマンが毎日収穫できる分区園という学内の畑が気に入っています。もうすぐ、スイカ、トウモロコシの収穫です。
お勧め授業
植物管理技術演習
まったく学んだことのない分野だったのですが、様々な授業が新鮮で面白いです。少人数なので、丁寧に教えていただけます。
レジデンスでの暮らしの情報
全寮制ですので自炊しています。スタジオという24時間使える自習室とレジデンスを往復しています。そろそろ淡路島周遊を始めようと思っています。
受験生へメッセージ
自然に囲まれて学べるチャンスは、なかなかありません。迷っている人は、チャレンジしてみたらいかがでしょうか?
総合型選抜
兵庫県立大学環境人間学部環境人間学科社会デザイン系
入学のきっかけ
「まちづくり」や「自然」といったキーワードに興味があり、就職先も興味に関係する場所を選びたいと考えていた。しかし一度就職を考えた際に、学部で得た学びでは、就職後に活かせる力や知識が十分についていないと感じた。そのため、より学びを深め、就職後も活かせる力を身に着けたいと考え、大学院の受験を選んだ。また、フィールドワークなどで外に出て身体を動かしながら学んでいくというスタイルが自分に合っていたため、この研究科を選んだ。
受験対策
『造園がわかる本』をはじめとする、造園やまちづくりに関する書籍を読んだり、自分のこれまでの活動や学んできたことを振り返ったりしながら、プレゼンテーションや面接の際に活かせるように準備していた。
学校のお勧めスポット
校舎側から見る「センペルセコイヤ」。オープンキャンパスに来た際に、視聴覚室が分からず迷子になったが、センペルセコイヤを目印にすると迷わないよ、と教えてもらった。方向音痴にも優しい、ランドマークの役割を果たしている、存在感の大きな木。
お勧め授業
植物管理技術演習:夏野菜を育てられます。夏は野菜に困らないどころか、消費が追い付かないくらいたくさんの野菜ができます。先生が育て方を教えてくれるので、みんなうまく育つはず!
レジデンスでの暮らしの情報
プライベートはしっかりありつつ、みんなで騒ぎたいときや、一緒に料理をしたいときは集会室で集まってワイワイできる、いい感じにメリハリがつけられる環境です。通学時間がほぼないのが、ポイント高いですね。
受験生へメッセージ
一緒に淡路島ライフを楽しみましょう!お会いできる日を楽しみにしています~
外国人留学生特別選抜
東洋大学国際観光学部
入学のきっかけ
自然にかかわることを研究したいと考え、大学の先生に相談し、このキャンパスで緑のまちづくりが学べると知りました。それに加え、淡路島の環境に魅了され、受験することを決意しました。
受験対策
日本語をきちんと勉強すれば、過去問を解けると思います。あとは、自信をもって、面接の時に面接官の先生に自分の意思を伝えることが重要だと思います。
学校のお勧めスポット
キャンパスで鳥の声が聞こえ、晴れた日の夜はきれいな星空が見られます。そして、たくさんの木や花があり、四季の移ろいが感じられます。6月の中旬くらいにはキャンパスの中で、ホタルも見れます!!
お勧め授業
「地域資源・観光プロデュース」の講義では、色々考えさせられることが多く、新しい視点が生まれました。
「生活空間デザイン演習」では、コケ盆栽づくり、多肉植物の寄せ植えが楽しかったです。また、ハーブの使い方も勉強できます。
レジデンスでの暮らしの情報
学生寮のレジデンスの中庭で野菜や果物を栽培できるのは珍しい体験でした。全寮制なので、多くの人と食事会やイベント、スポーツをできます。
受験生へメッセージ
色々おもしろい体験ができ、楽しかったことがあり、しんどかったこともあります。たくさん実践的なことを学べ、個人能力や心を鍛えられる大学院生活と言えます。そして、ここのキャンパスはつながりが生まれやすい場所だと思います。