あわじ石の寝屋緑地
2023年自然共生サイト登録

あわじ石の寝屋緑地は、淡路島北部にある県立の都市緑地(37.5ha)で、瀬戸内海最大の島である淡路島における人と自然の関わりを辿れる場所である。尾根部にはウバメガシ林、アカマツ林などの二次林が分布し、クリ林、クスノキ林、竹林などの植栽林が混在する。斜面下部にはコナラの二次林、谷部には水田(湿田)跡が点在し、かつての薪炭林、農用林の名残りが見られる。地質は花崗岩で保水力が弱く貧栄養であるため林高は高くない。急峻な地形から、かつての農民の苦労が偲ばれる。1980年代、明石海峡大橋の建設計画や淡路島のリゾート開発が進む頃から兵庫県が用地を取得し、2015年に「県立あわじ石の寝屋緑地」として開園した。

兵庫県立大学大学院緑環境景観マネジメント研究科は、里山管理の授業や学生の研究の一環として、当緑地のため池や水路の補修、谷底部の耕作放棄水田(湿田)のササ刈り、外来種駆除などを行っており、これらの活動などにより、環境省自然共生サイトに登録されている。

この内容は、日本の里山を人々の暮らしと生物多様性の観点で紹介した書籍「図説 日本の里山―73の里山のくらしと生物多様性― (2025) 」の あわじ石の寝屋緑地に記載してありますので、そちらもご覧ください.


尾根近くのため池の補修作業

 


ネザサ等の刈取りにより谷の両側からの水の流れが確認され,流入水の確保を行った

 



 

 

 

 

 

 

 


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